タガログ語ってどんな言葉?フィリピン人が分かりやすく徹底解説!

フィリピンは100種類以上の言語が存在している多言語国家ですが、フィリピン人の私でも全ての言語を把握しているわけではありません。

私の知っているフィリピンの言語をイメージしても20種類くらいしか出てきませんが、フィリピンには島の数だけ言語があると言われていますので100種類以上という数字も普通にあり得る話なんですよ。

実際には7,000以上の島があるのでもっと存在しているかもしれませんねw


では、フィリピンの言語として有名な『タガログ語』は、たくさん存在するフィリピンの言語のなかでどんな位置付けの言葉なのでしょうか?

早速、フィリピン人の私がタガログ語を徹底解説していきます!

タガログ語とは?

タガログ語(tagalog)とはフィリピンで用いられている100種類以上存在する言語のなかの一つでタガル語とも呼ばれています。

フィリピンの首都マニラをはじめとするルソン島南部を中心にミンドロ島などで用いられている言語になり、フィリピン諸島8大言語のなかの一つです。

タガログ語と英語はフィリピンの公用語として採用されているのです。

フィリピン諸島8大言語とは?

フィリピン諸島8大言語は以下の通りです。

  • タガログ語
  • セブアノ語
  • イロカノ語
  • ヒリガイノン(イロンゴ)語
  • ビコール(ビコラノ)語
  • ワライ語
  • カパンパンガン語
  • ボホラノ語

タガログ語以外の有名な言語は、リゾート観光地や語学留学先として有名なセブ島で用いられているセブアノ語ですね。

セブアノ語と有名なビサヤ語は、似ている言語ではありますが厳密に言うと、セブアノ語はセブ島周辺で話されている言語になり、ビサヤ語はビサヤ地方とミンダナオの一部などで話されている言語になりますので、発音などの違いがあります。

ちなみにタガログ語とセブアノ語(ビサヤ語)は完全に別の言語ですのでフィリピン人同士で会話をすることはできません。
しかし、セブ島で暮らしているフィリピン人でも公用語であるタガログ語をほとんどの人が話せるので会話をすることが可能です。

公用語ってなに?

公用語とは国のなかで公式の使用のために定められた言語のことです。

基本的には国語が公用語となりますが、フィリピンのように多言語国家の場合は、タガログ語だけでなく英語のような国語以外の言葉も公用語として認められています。

タガログ語とフィリピン語は違うの?

フィリピンの言葉の総称として海外からはフィリピン語(Filipino)やピリピノ語(Pilipino)、またはフィリピノ語(Filipino)と呼ばれたりしますが、全て同じ言葉となります。

まず、フィリピン語とはフィリピンの憲法により定められた国語としての名称のため、実質的にはタガログ語のことになるのです。
つまり、フィリピン語とタガログ語は同じ言葉だということです。


ピリピノ語はタガログ語がfとpの区別がつかないことが理由で名付けられた名前だったのですが、フィリピンの憲法で1972年にフィリピノ語と改称されました。

読み方が違うだけで全てフィリピン語です。

だから、フィリピン語は実質的にタガログ語になるということですね。

タガログ語が話せるフィリピン人の割合は?


タガログ語が憲法で定められてフィリピンの公用語になったのが1987年です。

もう30年以上が経過しているわけですからフィリピン人でタガログ語が話せない人はほとんどいません。


しかし、その地方の言葉もいまだに無くならずに存在しているのもまた事実ですから、例えばセブ島に住んでいる現地のフィリピン人はセブアノ語で会話をしています。

日本でいう方言のような感覚なのですが、フィリピンの場合は全く違う言葉となるため会話ができないという理由で、国がタガログ語を標準語にしたのです。